ネガティブな気持ちになるとあらゆることに集中できない
こんにちは、もりみつです。
イライラしたり、後悔したり、恥ずかしくなったり、ネガティブな気持ちになることってありますよね。
そんなとき、みなさんはどうやって前向きな気持ちを取り戻してますか?
部活とかでミスがあったときは、
切り替えてこーぜ!
なんて声が飛び交ったりします。
でも、あの言葉だけで完全に切り替わる人なんていませんよね?
大人になると特にミスする機会が少なくなってくるので、ひとつのミスに対する気持ちの落ち込みは大きくなってきますよね。
切り替えて忘れたつもりになっても、いつの間にか思い出している。
そんなことないでしょうか?僕はあります。めちゃくちゃあります。
そうなってくると、目の前で取り組まなきゃいけない作業の生産性が著しく低下するのを感じます。
脳のCPUを、ネガティブな感情に取られてしまっている感じ。
実害が大きいので、ネガティブな感情をすぐに解消する方法を考えてみました!
ネガティブに支配される仕組みを考察
まず、イライラなりモヤモヤなり、ネガティブな感情に支配されている状態や、それが起こる仕組みについて考えました。原因を特定しないと、いい解決策は生まれないですからね。
あらゆる感情は、何かの出来事をきっかけとして発生します。
例えば「仕事でミスをした」「街で理不尽に文句を言われた」などです。
出来事は過去のもので、それにより、現在なんらかの感情が発生している状態です。
そして我々にとって重要な課題は、この現在の感情をいかに素早く、未来に引っ張らずに断ち切るか、忘れ去るか、葬り去るか、です。
ネガティブな感情をいち早く排除する手順
この感情から早く解放されるための手順は、以下の3つになると考えます。
- ネガティブな感情が発生していることを認識する
- 今の状態から、コントロールできることとできないことを分ける
- 次の行動を考えて決める
イライラやモヤモヤが残っている場合、上の図の左のような状態です。
仕事など、考え事があったとしても、イヤな感情がそれを覆ってしまうイメージ。考え事の邪魔をしてきます。
まず、自分がイヤな感情を抱いていることを認識することが必要です。「あ、自分は今、イヤな感情に支配されてしまっているな」と気づくことです。
これができれば、イヤな感情を自分から分離することができるはずです。感情の支配から抜け出すことができます。「自分を俯瞰してみる」ってやつですね。
次は、コントロールできることとできないことを分けるステップです。
コントロールできないことは、諦めるしかありません。何を考えても無駄なので、切り捨てます。コントロールできる事柄について、頭を使います。
例えば、仕事でミスをして上司に怒られたとしましょう。
コントロールできないことの代表的なものは以下です。
- ミスそのもの(過去は変わらないから)
- 上司からの自分の評価(上司が考えることだから)
- 同僚からの自分の評価(同僚が考えることだから)
僕の性格か、他者からの評価ばっかりですね。笑
しかし、他者からの評価は他者にしか決定権がないので、コントロールできないことです。悩んでも一切意味がないので、今すぐ悩むことをやめるべきです。
逆に、コントロールできることの代表例は、以下のようなものです。
- ミスの後処理
- 次回、ミスしないための対策
ここまでくるとステップ3と関連してきます。
コントロールできることはつまり、未来のことなんですよね。
未来には本来ネガティブな感情は存在しないので、未来に目を向けると、感情を置き去りにすることができます。
また、「やることを決める」のも大事です。
決まってしまえば、あとはやるだけ。
悩んでも悩まなくても、やることは変わらない。だったら、作業を進めるしかないですよね。
前に向けて動き出してしまえば、自然とイヤな感情を忘れることができます。
おわりに
ということで、イライラやモヤモヤをできるだけ早く無くす方法を考えてみました。
一番大事なのは、ステップ1の「ネガティブな感情が発生していることを認識する」の部分だと思います。それさえできれば、ある程度は冷静になれると思います。
一方で、この手順をこなしても、イヤな気持ちがなくならないこともあると思います。
時間が解決したり、別の作業に没頭することで解決される側面もあります。
どうしてもダメな時は、紙に罵詈雑言を書き殴り、くしゃくしゃにして捨てるということも僕はやっています。笑
やり方はなんでもいいですが、できるだけ早くネガティブな感情を排除し、いい気分で過ごしてほしいなと思います。
何か参考になれば幸いです。
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