この理由で転職するのはやめておけ！

こんにちは。もりみつです。

世は新年度。新しい生活が始まった人もいれば、僕みたいに何も変わらない人もいます。(実はちょっとだけ給料が上がる。大きな変化！)

何年か働いていると仕事もマンネリ化してきて、自分の会社の嫌なところも見えてきて、

「そろそろ転職でもしようかな〜」なんて考える人もいると思います。

僕も、入社6年目で転職しました。転職してよかったと思っています。

しかし実は、つい先月の時点で「また転職してしまいたい…」ととても悩んだ出来事がありました。会社事情なのでどんな出来事かは言えませんが、なんとか思いとどまりました。

「そんな理由で転職したらダメだ！」と、冷静になることができたからです。

今回は、そんな「転職に失敗する絶対NGな転職理由」をお伝えします。

とてもシンプルな内容なので、10秒くらいで骨子は掴めると思います。

「今の職場の人間関係が嫌だから」は絶対NG

ずばりこれです。

「今の職場の人間関係が嫌だから、それを変えるために転職したい」という気持ちは痛いほどわかります。

でも、それを理由にして転職するのは、絶対にやめてください。

理由は、転職しても解決できない可能性が非常に高いからです。

次の職場にどんな人がいるかは入ってみないとわからないことで、勤務年数が長くなれば長くなるほど、人間関係で嫌な出来事が増えるのは当たり前のことです。そんなことでイチイチ転職を繰り返してもキリがありません。

すぐにまた人間関係が嫌になったからといって、転職することを考えてしまいます。

幸か不幸か、転職に1度成功しているので、次の転職への心理的ハードルが下がっているせいです。かんたんに転職することを考えるようになると、新しい会社でなにも得ないまま、次の転職活動に突入してしまうことになるでしょう。

それでも今の人間関係にはうんざり。どうするべきか。

そんなことを言われても、今の職場の人間関係が嫌なことはれっきとして事実なんだと思います。

でも、「そんなことで転職するな」と言われてしまう。では、どうすれば良いのか。。

答えは、別のしっかりした転職理由を持って転職することです。

実際、僕も転職を考えるきっかけになったのは、人間関係が嫌だったことも要因のひとつです。具体的にいうと、『働かないオジサン』を目の当たりにし、自分が必死こいて働いているのがアホくさくなったのです。なんでこんな奴らのために働いているんだろうと。

しかし、それは『きっかけ』のひとつであって、『転職する理由』ではありませんでした。

僕が転職した理由は、自分のいる業界の先行きが不安で、新しい知識を身につけたかったから。そのために、未経験のIT業界に転職しました。

とまぁこんな感じで、「職場の人間関係が嫌だった」はきっかけであるものの、理由ではありません。詭弁のようですが、許してください。。笑

なので、、安心してください。

『職場の人間関係が嫌だから転職を考える』のはOKです。

『転職する理由・目的』をしっかり決めてください。

転職する理由・目的さえしっかり定義できれば、転職はうまくいきます。

• これまでと違う業界で知識を広げたい
• 新しい職種に挑戦し自分の可能性を広げたい

など、転職することで確実に叶えられる理由をしっかりを定め、転職活動の軸としてください。

「同業界へ転職しなくてよかった…」という話

自分の転職が決まり取引先へ挨拶回りをしていたとき、同業種のライバル会社の人から、「君ならいつでもうちに来てくれていいよ。もう部長には話通してあるから。」と言われたことがあります。

嘘か本当かはわかりませんが。笑

まぁ嘘だとしても、嫌な気分にはなりませんでした。「自分のことを買ってくれている」というメッセージにはかわりないので。

もともと同業界への転職は考えてませんでしたが、今思うとやはり同業界への転職はあまり意味がないことだと思います。

広く考えたとき、仕事内容はほとんど変わらないですからね。

給料が多少上がったとしても、得られるスキルは特にかわらない。

結局、ツブシの利かないビジネスマンになってしまいます。

いずれ人間関係のトラブルや悩みも復活するので、遅かれ早かれ再び転職することになってしまいます。年齢を重ねてから未経験の業界にうつるのはちょっとハードル高いですよね。年収もほぼ下がること確定なので。

僕の場合は木材業界というレガシーな業界にいたので、同業転職はしなくて本当によかったと今になって思います。伸びしろのある業界内での転職なら、めちゃくちゃアリだと思いますが。

おわりに

チームメンバーが1名退職することになりました。

自分より歴が長い人だったので、チームとしては大きな戦力ダウンとなります。

しかし、こんなときこそ自分の成長のチャンス。割り振られる仕事や役割が大きくなるぶん、成長速度もこれまでより大きくなるはず。

しばらくは仕事集中モードで頑張ろうと思います！