3つの転職サイトを使ってみてそれぞれ感じたこと
転職して2年経とうとしている頃ですが、今更になって僕が実際に使った転職サイトを、荒く荒くレビューしたいと思います。なにかのついで感覚で読んでもらいたらいいなと思います。
オススメ度なんか書いちゃおうかなと思いましたが、オススメできるか判断できるほど使ってないのでやっぱりやめます。身の程をわきまえないと。
ビズリーチ
まず最初に登録したのはビズリーチでした。
転職について考え始めると、「自分の市場価値」というキーワードが目につくようになります。市場価値、すなわち、「世間は自分にどれくらいの年収をつけてくれるか」ということです。
ビズリーチはヘッドハンターから声がかかるシステムのため、自分にどんなオファーが来るのかで、自分の市場価値をはかることができる!そんな考えで登録しました。
しかし結果的には、自分の市場価値をはかることができたとは思っていません。送られて来るスカウト?、自分よりレベルの高い人向けな気がしていました。ずっと。
という感じだったので、「自分の市場価値はここより下だな」という評価はできますが、ズバリいくら!というのは参考になりませんでした。
また、「今すぐ転職する気がなくても登録して自分の市場価値を知ろう」みたいな謳い文句だったので、転職活動を開始する前の段階で登録したのですが、失敗だったかなと思っています。
どの会社のどんな求人かっていう情報が、無料期間を過ぎると見れなくなるんですよね。求人情報の一部しか見れなくなる。
「全部見たかったら有料登録してください」ってことです。スカウトメールは来るんですが、応募先の会社名とかわからなくなるの不思議ですよね。なにをもって判断しろっていうんだよと。笑
無料で求人情報全部見れた時期がどれくらいあったか忘れてしまいましたが、一部ぼかされた時点で見る気なくしてしまいました。
ビズリーチ使うことを考えている人いたら、ほんとに転職活動を開始する時点で登録したほうがいいですよ。
リクナビNEXT
大手にも登録しようと思いまして。
こういうところって、「担当者から電話がかかってきて鬱陶しい」「面談するのがだるい」みたいなことよく聞く気がします。
僕の場合は、一度電話しただけで終わりました。
「転職を考えている時期は1年後とか。今は情報収集してるだけっす。またその気になったら連絡しますね」と電話で伝えたら、それ以上、電話や面談を求めてくることはなくなりました。先方も、僕に時間を使うことが非効率であることがわかったのでしょう。
メールで求人情報はきたかもしれませんが、以降お話ししたことは全くないです。
使った荒い感想ですが、なんか無難だったなって感じです。
求人情報もたくさんあるので、「条件で転職先を選ぶ」にはちょうどいいんだろうなと思います。でも、求人だけ見てても、決め手がないんですよね。。判断できない。
そうなってくると、エージェント?に相談することになるのかもしれません。が、エージェントもあたり外れあるっぽいので、必ずしもいい結果にはならなそうですよね。
結局、求人情報ながめているだけでは転職意欲が醸造されず、暇つぶし程度に眺めて終わりました。引っ越ししないのに、物件情報みるのと同じですね。ただの趣味の領域。
希望条件が明確にある人は、使う価値あるかもです。身の回りの環境変化でどうしても転職しないといけない人とか、それなりに満足できる求人があるんじゃなかろうか。
大手のエージェントにはそれなりに闇の部分もあるので、よかったら↓覗いてみてください。
Wantedly
実際に僕が転職活動に使ったのはWantedlyです。(結果的に)
企業単位のSNSって感じですかね?企業ページというのがあり、企業側がいろいろブログ記事を投稿することで自社をアピールしています。
特徴的なのが、「年収などの条件を一切提示してはいけない」という決まりがあること。企業理念にどれだけ共感するか、という点で求職者を集めています。
求職者側は、好きに各企業のページを見にいって、気に入った企業があれば応募することができます。
注意が必要なのは、応募したからと言って必ずしも返事があるわけではないこと。「話を聞いてみたい」というカジュアル面談の申し込みもできるのですが、これも返事がこないことは当たり前にあります。そう、既読無視です。
企業側も遊びではないので、欲しい人材じゃないと、カジュアル面談を設定しようとは思わないのです。
どうやって、欲しい人材なのか見分けているのか?それは求職者のプロフィールです。
アカウントを作成するときに、求職レベル(どれくらい本気で転職活動しているか)や自己PRを書かされます。書かなくても登録できるので、「見る専」なら名前とかの最低限だけ埋めておけば大丈夫です。
カジュアル面談を申し込むときは、このプロフィールを充実させておくことが必須です。ちゃんと書いてないと、どんなに優秀な人でも既読無視されます。(自分が優秀だとは思ってないけど。いや、ちょっとだけ思っている。笑)
転職を本気で考えている人は、絶対にプロフィールをしっかり書いてから応募してください。
もうひとつ、プロフィールを充実させるメリットがあります。
基本的には自分で探して気に入った企業に応募する流れになりますが、企業側からスカウトがくることもあります。僕はスカウトされた会社に入りました。スカウトされるまでは、全く知らなかった会社です。おもしろい縁だなーと感じます。
おそらく、プロフィールに書いた内容でおおよそ検索できるようになっていて、企業側も欲しい人材像を絞り込んで閲覧できるんでしょう。
自分では思ってもなかった企業からスカウトがあると、新しい出会いになるので面白いです。もちろん、断ることもできるので、そこは対等な関係です。
ちなみに、僕はWantedlyでしか転職活動をしなかったのですが、
- 面談を申し込んで無視された会社:3社
- 実際に面談をした会社:2社
- 内定をもらった会社:1社
という感じでした。無視された会社のことは、もう嫌いです。淘汰されてしまえばいい。笑
デメリットは、その会社の人と話してみないと年収とかが全くわからないことですかね。あくまでも「理念に共感したか」でマッチングしているので。面談したもう1社の会社は、年収があまりに低そうなので辞退しました。「ちょっと場所が合わないですね…」とか言った記憶があります。
隠れた問題点は、一度Wantedlyで転職すると、次の転職に使うのは相当難しいことですかね。企業側に自分の求職レベルを把握されちゃうので、「転職を本気で考えてます!」みたいなプロフィールにできないですからね。笑
おわりに
Wantedlyはもう封印されたので、次の転職をどうやるかは、おいおい考えていくことになります。まだ先ですが。
キャリアアドバイザーの友人に言わせると、「転職サイトやエージェントに頼らず転職できるのが一番いい状態」らしいです。
そんな人脈を、今のうちに作りたいものですね!
ということで、荒くレビューしてみました。ありがとうございました。
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